居候社長の起業奮闘日記~仮想通貨で起業してみた

これは、仮想通貨を世に広めたくて起業してしまった26歳社長が奮闘するノンフィクションの日記です。Bitforward online というサイトを運営しています

世の中には、giverとtakerの2種類しかいない

 起業し始めて一ヶ月ちょっとが経過したころ、ポツポツと仮想通貨のお問い合わせを頂くことも多くなった。

 

そんなある日、仮想通貨のことを聞きたいというBさんが現れた。僕は、やっと来たお仕事に快く引き受けた。これは、少しずつ軌道に乗り始めた証拠か?!心の中は、浮き足立っていた。

 

Bさんには、最初仮想通貨の今後を聞きたいと呼ばれ、その後も海外の取引所を開いてるのだけど使い方が分からないなど計3回も呼ばれたが収益が1円も発生することはなかった。時間にしたら、8時間くらいになっていた。

 

僕の場合、基本的に仮想通貨に関する相談料というのは一切頂いていなかった。そのため、口座開設して貰うか何かを購入して貰わない限り全く仕事にならなかった。

 

 まぁ、そういうこともあるだろう。僕は、その時あまりことの重要性を理解していなかった。

 

「いやぁ~最近お金にならない仕事が多くて!!3回も、面談行ったんですが全然お金になってないんですよ。」僕は、I社長にいつもの世間話をするように自虐的に話した。

 

すると、いつもニコニコしているI社長はそれはマズイとばかりに表情を変えた。

 

「君は、仮想通貨のプロになったんだから時間を売っているというプロ意識を持たないとダメだよ。それに3回も呼ばれて1円も生まれてないなら、完全に相手に舐められてるね。」

 

僕は、創業からお金を取られることに慣れすぎてしまい自分の安売りをしてしまっていた。その姿は、いろんな男とすぐ寝る女性と何ら変わらなかった。

 

「いいかい人間には、giverとtakerの2種類がいるんだ。君のような居候からお金も取らず会社に置いておく僕みたいな変わり者がgiver、そしていくら与えてもそれを悪いと思わず済ましてしまうのがtaker、注意しないといけないのは世の中は圧倒的にtakerが多いんだ。」

 

「今回は1件だから勉強で済むけど、これから君は営業で数多くの人に会うんだろ?」

 

「giverとtakerを見分けられなかったら、会社が成長することはないよ。」I社長は、自分の経験してきた道だからこそ、いつもより強く話してくれた。

 

しょうがないじゃないか。会社スタートしたばかりで、相手26歳の若造とくれば、そりゃ舐めてかかるよ。僕は、心の中でそう言い訳をした。

 

giverとtakerの話を聞いたとき、自分の人生を振り返ってみると僕の人生は運が良いことにgiverに恵まれていた。特に、僕の祖父はgiverを体現した人だった。

 

いつも同じ肌シャツとダボダボの紺のズボンを履いて、いいかっこ一つしない。そのくせ義理ごとには、人一倍お金を惜しまず大金を払うそんな人だった。お盆やお正月には決まって、大して何もしていない僕に

 

「昂平は、すごい!!自慢の孫だ。」と言って母に内緒でこっそりと、ポケットに人よりずっと多いお年玉を入れてくれた。人に何かを与えているときの祖父の表情は、いつも幸せそうだった。

 

僕の母も人一倍教育熱心だったため、よく喧嘩もしたけれど、母子家庭になってどんなに家庭が貧乏になっても、僕の大学への月5万円の仕送りだけは続けてくれた。田舎の看護助手だった母の月収はおそらく10万ちょっとだったと思う。

 

前職の大和証券時代、母子家庭だった頃の母の月収の3倍以上は貰っていたけれど、僕が母に毎月5万円を仕送りできたことは一度もなかった。どうでも良い女の子に、ちょっと人より小銭があることを見せたくて無駄なお金ばかりを払っていた。

 

「与えるのは、損だ。自分が楽しければ良い。」心の中には、こういう気持ちは必ずあったと思う。

 

人のことを言う前に自分が何よりのtakerだった。目に見えない徳より、目に見える得を選んでしまっていた。本当は、徳のほうが後で高く返ってくるのを知っているのに。

 

いつも「余裕ができてから」を言い訳にして、貰ってばかりいた。あれだけ貰ったおじいさんに何か返したこと、あれだけ貰ったお袋に何か返したこと、そんなことは片手で足りるくらいしかなかった。

 

今回の起業だってそうだ。親にも、周りにも迷惑をかける可能性がある起業を自分勝手で選択しながら、結局自分一人で生きていけなくて、血縁関係もないI社長のオフィスに図々しく居候になっている。

 

僕は、いつgiverになれるんだろうか。心の中で、そう呟いた。

 

続く

 

 

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