居候社長の起業奮闘日記~仮想通貨で起業してみた

これは、仮想通貨を世に広めたくて起業してしまった26歳社長が奮闘するノンフィクションの日記です。Bitforward online というサイトを運営しています

ビジネスは勘と運だ!!勘が悪い奴は、絶対に成功しない理由とは?

I社長のところに毎朝出社する居候の身になってから早1週間が経過していた。

本日は、I社長のオフィスに新任の挨拶でH銀行の支店長が訪問するということで、融資の際に何かのきっかけになればと思い僕もそわそわしていた。

H銀行の支店長からすると、I社長に挨拶をしたいのであって僕は招かざる客なのだがオフィスにいる以上多少話もしなければいけないやっかいな状況だった。

一か月ぶりにスーツを着て、いつもより少しだけ早くオフィスに出社した。

オフィスに到着すると珍しく、上下スーツを着ている僕をI社長はニヤニヤしながら見ていた。

「今日は、H銀行の支店長が挨拶に来られるけど履歴書と事業計画書は勿論準備しているよね。」

「え!!」僕は、固まってしまった。せいぜい、名刺交換程度だと思っていたので何も準備をしていなかったのだ。

「スーツなんてどうでもいいから、1番大事なのは書類の方だろ。」 I社長は、信じられないといった様子で僕の方を見ていた。

「勘が悪すぎるよ!!いいかい、ビジネスは、勘と運が一番大事なんだよ。今日の顔合わせすることが、もしかしかたら後々融資につながるかもしれないだろ。」

「まして、H銀行は君のことを覚えようとは思わないんだから。少しでも、印象に残らないと全く意味ないじゃないか。」

準備が足りなかった以上に、エネルギーをかける比重が間違っていたことが悲しかった。もしかしたら、今のビジネスもエネルギーをかけるところを間違っていたのではないかと急に不安が襲った。

そんな、こんなしているうちにH銀行の支店長とI社長の担当者が来られた。

I社長は、一通り自身の経歴をお話しした後、
「最近は一人居候を飼っておりましてと、僕の見せ場を強引に作ってくれた。」

当然ではあるが、H銀行の方は僕が入ってくると手短に話を終わらせたがった。

自分のことを話す時間はほとんどなく、急遽印刷した事業計画書と名刺を渡して終了となった。結局、I社長の言うとおりの状況で終わった。完全に僕の見通しが甘かった。

H銀行の方が帰られた後、今までのI社長との会話を振り返っていた。独立して、まだ1ヶ月とちょっとだったが気づいたことがあった。それは、入出金とファイナンスができていれば何のビジネスモデルをしても失敗しないということだった。

I社長と自分の会話を振り返ると、会話が所々食い違っていることに気付いた。それは、僕は外注さんへのコンテンツの質や原稿のペースのことを話していたが、I社長は外注費は月いくらかかっていて、そして続けるためにファイナンスはどうするのかということばかりを話していた。

ビジネスの胆は、ここだった。自分のエネルギーをかける順番が今さらながらおかしいことに気付いた。

実際に、I社長はこの入出金の交渉はプロ中のプロで必ず入金を先に、そして出金をできるだけ遅らせることでキャッシュフローがマイナスにならないような状況を作りだしていた。こうすることで、銀行にしても融資しやすい会社を作り上げていた。

一方僕は、考えなしに請求がきたものを払っていた。つまり、このままでは必ず限界がくるやり方だった。

これが、できてないとコンテンツにもお金を回すことができなくなるので結果的に上手くいかなくなってしまう。

会社や社員を守るためにも、社長として1番大事なことが欠けていた。このままだと、負け犬で終わってしまう。

僕の中には、次の課題が降ってきていた。

続く 

 

 

 

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