居候社長の起業奮闘日記~仮想通貨で起業してみた

これは、仮想通貨を世に広めたくて起業してしまった26歳社長が奮闘するノンフィクションの日記です。Bitforward online というサイトを運営しています

本学と末学「本末転倒」の本当の意味を知る?

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 起業してから、早3か月が経過していた。

 

しかし3、4、5月と仮想通貨の相場の状況は、いっこうに改善しなかった。

 

上がる上がる詐欺を3ヶ月間も継続した状態だった。

すると僕の心の中に、また不安が出てきた。

 

「このまま、もし仮想通貨相場が下がり続けたら?うちの会社は潰れてしまうのではないか?」

 

「他に仮想通貨とは関係なく、収益源になるものを探した方が良いのではないだろうか?」

 

そういう後ろ向きな発想で考えたことが、ブログを人気化させてコンサルの仕事を頂くことだった。

 

全く狙ったわけではなかったが、自分のありのままを書いているこちらのブログの方が、僕のメインサイトの「ビットフォワードオンライン」よりアクセスが集まってしまっていた。

 

その為、こちらのブログのアクセスを伸ばして月数十万PVにしてから「ブログのコンサルをしたらどうか?単月黒字にできるのではないか?」ということを考え始めた。

 

僕の頭の中はお客様のことより「少しでも早く黒字化を達成したい。そして、潰れたらどうしよう?というプレッシャーから楽になりたい」ということでいっぱいになっていた。

 

僕は、いつものようにI社長にお話しした。

「もし仮想通貨が本当にダメだった時のことを考えています。そこで、他の収益源を作った方が良いのではないか?と思うんです」

 

「その為、ブログのコンサルをしようと思うんです。」

 

I社長は、それを静かに聞いていた。そして、いつになく厳しい表情で話した。

 

本学と末学を学ぶ

「最低のビジネスモデルだよ。というより、そういう思考が最低だね。」

 

 「君ね、吉田松陰の本学と末学と言う言葉を君は知っているかい?本学とは人の生き方や道を教えたもの、末学というのは所謂ノウハウやテクニックそして人間の欲に関する大切でない枝派の部分だ。」

 

「このバランスが、非常に大事で50:50が理想的だと言われているんだ。今の君は、9:1で完全に末学に偏っているだろ?だから、何でも良いからお金を稼ぎたいという行動パターンを取ろうしているんだ。」

 

「でもね、この本学と末学のバランスが崩れたとき何が起こるか分かるかい?それは、本末転倒ということだよ。つまり失敗するってことさ!!君の周りから、応援してくれる人は離れていくんだ。」

 

 「君の会社の経営理念はなんだい?どうして、ビットフォワードっていう会社を起業したんだい?」

 

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「難しい仮想通貨の知識を、誰よりも分かりやすく楽しく学んで頂くためです。」僕は、そう答えた。

 

「だったら、仮想通貨市場が調子が悪いとか?そんなこと言っているのは、おかしいだろ!!」

 

「24時間どうしたらサイトに来てくれる方が面白いと思って、仮想通貨を学んで貰えるべきかを考え続けないといけないのではないか?それは、徹底的に真面目に不真面目をするってことだろ」

 

bitforward.hatenablog.com

 

「そうやって良くしたい人に貢献したい、と思った先に運が味方し始めるんだよ。」

 

「今のスケベ心で、良いことないかな?と思って神社に行こうとしても良い運気なんてくるはずないだろ??」

  

「外部環境がどうなろうが、愚直に一つの道を狂ったようにやった人に仕事は集まるんだよ。

 

「なぜ、会社経営で理念が大事と言われているか知っていかい?こういう外部環境や、経営環境の悪化というのは日常茶飯事なんだ。」

 

「そうした時にブレずに行動し続けられるかは、最初の理念をどれだけ深く信じ込んで達成したいと社長自らが思えるかなんだ。」

 

「これを心の奥底から「こういう未来を作りたい」そう思ってないと、大変な時、苦しい時に必ず行動がぶれてしまうんだ。そして、言葉に迫力がなくなる。」

 

「人を信じさせるには、根拠よりも数値に表せない気迫の方が大事だったりするんだ。」

 

僕は自分の心の弱さを感じてしまった。末学に行きたくなってしまうのは、手っ取り早く楽になりたいからだ。

 

まだどうにでもなる状況で大丈夫か?と考えてしまう。これは、心の弱さと忍耐力の無さからだった。

 

本当に純粋に面白いと思って貰えるようになっていただろうか?そういう視点で、サイトを見直した。

 

また、徹底的に面白い仮想通貨サイトを目指していくうえで考えた企画は

 

 「実際に現地に行って仮想通貨決済をしてきたという体験レポートだった。」

 

例えば、ノースサファリという日本一刺激的な動物園が札幌にはあります。

入園料金 | 体験型ふれあい動物園【ノースサファリサッポロ】

ここでは実はビットコイン決済が使えるんです。

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これを「ただ使えます」と事実を書くのではなく、実際に現地に行ってビットコインで決済して楽しそうに遊んでいるところを写真に取ったら、絵的にも面白いだろうし面倒過ぎて他のサイトもマネしないので完全なオリジナルになるのではないかと思った。

 

結局、小手先のテクニックに囚われず本質を追及することが全てなのだと感じてしまった。

 

すると不思議なことにあれだけ苦しめられ続けた、仮想通貨市場が反発した。

 

運とは、人の心の持ちようなのかもしれないと思った

 

 

  続く

 

こちらの居候社長の起業日記では僕の未熟なところ、心の葛藤を隠さず書いています。

ピンチになった時ほど、人間性が出てしまうというのは本当みたいですね。

 

居候社長の起業日記、第一話はこちらから!!

bitforward.hatenablog.com

 

 

起業するまでの簡単なプロフィールは、こちらから

bitforward.hatenablog.com

 

 

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最近のブログつまらないって言われた?!等身大の自分以外価値は0でした

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「最近の居候社長の起業奮闘日記全然面白くないんだけど.......何でコンセプトをずらしたの?」

 

ある日、僕のブログを見てくれているI社長に言われた。

 

つまらないと言われたのは、こういニュース系を書き始めたことが原因だった。

bitforward.hatenablog.com

 

bitforward.hatenablog.com

 

 「いいかい?君のブログは、君しか書くことのできない魂がゆすられるような切迫感や感情表現が魅力なんだよ。」

 

「君がネットのニュースを上から評論することは、全く価値がないんだよ。そんなのそこらじゅうにあるじゃないか!!」I社長は言った。

 

僕が自分のブログのコンセプトを急に広げ始めたことには、思うところがあった。

 

それは今の感情むき出しのブログでは、検索エンジンSEO対策としては不十分すぎるのではないか?

  

また失敗段ばかり話すのは、自己ブランディングとして間違っているのではないか?と疑問が生じたからだった。

 

もっと端的に言えば

すごい人にお仕事を託したいのであって、失敗談ばかり書くような人にお仕事を頼みたい人なんていないのではないか?と考えた。

 

その結果、失敗談だけでなく、ちょっと上から解説したような文章も混じり始めた。

 

軸をブラさないことが全て

 

 「余計なものを混ぜることは、せっかくの君のブログの濃さを薄くするんだよ。」

 

「君には、軸がないんだ!!軸かないから、簡単にコンセプトを変えてしまうんだ。」

 

 「軸がブレることは、言い換えれば自分の自信の無さの表れなんだよ。成果を焦る気持ちは分かるけど、お金を追ったらお金に一生逃げられるよ。」I社長は言った。

 

確かに以前は30記事前後の少ないコンテンツ量ながら、多くの方からお問い合わせを頂いていた。 そして、居候社長と言うテーマで講演のお仕事まで頂けた。

 

少ないアクセスながらも、確実に人の心に刺さっていた。

 

 しかし、もっと早く検索流入を増やして評価されたいという思いから、ブランディングをズラしてしまっていた。

 

そんな時、このブログを読んだ。

www.notosumire.com

 

なんでつまらない記事を書いてしまうのか
なんで実績に相応しい発信ができないのか(偉そうになるのかってこと)

それは他の誰かのブログをモデリングしているからでしょうね

真似しようとしているんじゃないの
無意識にそうしなきゃと刷り込まれているんです

それが正解なんだという刷り込みですね!!

 

「同じことを書いてても人気が出るのはすでに実績がある人と美人だけ」

 

  悲しいかな?痛いほど、図星をつかれてしまった。

 

僕は有名ブロガーに人に自分の失敗談ばかり書く人がいないから、無意識にそうしてはいけないと思い込んでいたみたいだった。

 

等身大の自分をさらけ出すのではなく、有名人のマネをしているだけだった。

 

読者の方を見ていなかった

 せっかくこのブログを通して会いたいと言って頂ける方が現れたり、お仕事をいただけたのにも関わらず

 

僕は小手先のテクニックに囚われて、画面越しの読者の方を見ることができなくなっていた。

 

昔は、こんな記事を書いていた。

確かに、切迫感や迫力は段違いだった。本当に、自分の胸の内を隠さずに書いていた。

bitforward.hatenablog.com

 「あなたに求められていることは、今読んでくれている読者の方を裏切らないことでしょ。」

 

「あなたの魅力は、たくさん失敗もするけど一生懸命前に進もうとしていることでしょ?」

 

「それを捨ててどうするの??」I社長は、一人の読者として教えてくれていた。

 

僕はそれを勝手な思い込みで、自分から壊そうとしていた。

皆が見たいのは、かっこつけた自分ではなく等身大の自分だった。

 

ありのままが一番評価される!!

 

 自分の信念を曲げないことの大切さを、学んでしまった。

 

続く

 

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ふく子、弱った自分にもう一度自己暗示をかけ直す!!

 ある日、いつものように僕は家でパソコン作業していた。

 

その時にふと思った。「最近、自己暗示が弱ってきたのではないか?!」

 

僕は、基本的にポジティブ人間だった。大学の頃、自己啓発系を読み漁り自分の精神状態が人生に大きく影響してしまうことを知っていた。

 

自分のことを幸せだと思っている人はどんどん幸せになり、不幸だと思う人はどんどん不幸になるという「マーフィーの法則」だ。もっと、身近な言葉では思考は現実化するということだ。

 

これを実際に実践した僕の立場からすると、やった直後はどんなにポジティブに「できる、できる」と言っても目に見えた効果は表れない。

 

これが効果を発揮するのは数か月後!!言ったことを忘れたことに、宣言した通り達成し次の課題で悩んでいるのだ。

 

それを知ってから、基本的にプラス思考でいるように努めてきた。今振り返ると大和証券時代、トップを取れた理由も「絶対に1番を取る」と宣言したからではないかと思っている。

 

しかし、起業してから僕は慣れないことの連続だった。「寝てる時が幸せだから、起きて現実に戻りたくない。」などいつもの僕からは考えられないような言葉も出ていた。

 

そして「できる、俺は必ず会社を大きくできる」とい言い続ける機会が減ってきていることに気付いた。

 

僕は目に見にえる世界と、目に見えない世界は繋がっていると思っている。よく言う顕在意識と、潜在意識のお話だ。

 

実力がほんの紙一重の差の場合、勝負ところで必ず「俺は、できる。」「必ず勝てる」と思えるかは今後の成果を大きく変えてしまうほどだった。実際に、僕の人生でも何度も経験していた。

 

そんな時、たまたまyoutubeこの動画を見た。


何をやってもうまくいく人に共通する「思考習慣」

 

 この講演をされている鴨頭さんのプロフィールを簡単にまとめると、日本マクドナルドで集客数でworstの店舗を3年で日本一に育てるなど実績を出され独立された方で現在は炎の講演家として活動されている。

 

彼が倫理法人会という組織で講演したこの動画を要約すると、皆仕事が上手くいくから楽しく幸せになると思っている。それは間違いで、成功→楽しいの矢印を逆に持っていく必要性をお話している。

 

つまり成功するから楽しいのではなく、楽しく仕事をしているといつの間にか成功しているというのが鴨頭さんの主張だ。

 

もっと簡単に言うと「人を変えることはできないが、自分が変わると全てが変わる」ということだった。

 

 そこから、僕は一人で部屋にいる時に自己暗示をかけ始めた。

 

「ああ、何て幸せなんだ。毎日出勤する必要もなく、全部自分で決めることができる。」

 

「ご飯も好きな時に、好きなものを食べられる。自分の好きな時に、好きなだけ仕事をさせて頂いてありがとうございます!!」

 

はたから見たら完全に頭がおかしい人だと思う。

 

そうして、気づいた。あ、俺ってかなり恵まれてるんだと。勝手に、自分を不幸に仕立て上げようとしていたと.........

 

自己暗示を終えると、なぜかいつもと変わらない部屋の景色が明るくなったように見えた。

 

面倒くさくて、やりたくなかった部屋の片づけもできるようになった。そして、この自己暗示が現実に反映されて幸せな未来ばかりが来るのはタイムラグがあることも知っていた。

 

翌日、この状態でI社長の事務所に出勤すると、

「躁(そう)状態に入っているね。この状態は、仕事をドンドンこなしたいというエネルギーはでるんだけど、自分のことばかり話して会話にならなくなるからね。」

 

欠点もあったみたいだった。。。。

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続く

 

 

ピエロを演じ続ける軋轢に、疲弊する

僕が、ふく子というオカマキャラを演じて早3週間くらいが経過した。

 

あれから、多くのお言葉を頂いた。面白いという声も多かったけど、それと同じくらい頭がおかしくなったのではないかと心配もされた。

 


オネエキャラがふく子が解説する1分間仮想通貨ニュース

 

 

あるコンサルタントの人からは

 

「キャラを定着させ演出をすることが、ブランディングではないよ。ブランディングとは信頼なんだよ。その点から言ったら、君の売り方間違ってないか?」

 

また、ある人からは「これ以上、北海道のマーケットを荒らすな!!俺の知り合いがお前の動画を見て興味を持って、仮想通貨を始めて損したらどう責任取るんだ。そうなったら俺は一生許さない」など難癖に近いものまであった。

 

何より母が育て方を間違ったと一番泣いていた。

 

そしてその状況に、僕の心は次第に疲弊していった。

 

自室で、一人でいる時に僕は呟いた。

 

「何で、わのことば悪く言われんといけんのよ!!(何で、俺のことを悪く言われなきゃいけないんだよ。)」

 

「普通に仮想通貨のこと話とったら見ないくせに、なんで工夫してやった途端頭おがしくなったとか言いよるんよ。普通に仮想通貨のこと話していたときは見なかったくせに、なんでちょっと見てもらうために工夫してやったら途端頭おかしいくなったとか言いよるんよ。)」

 

僕の眼がしらには、熱いものが込み上げていた。感情的になり、普段全くでない青森弁まで自然とこぼれ出ていた。

 

オカマキャラは演じている自分が、かっこよくない売り方だって1番分かってやってるのに。GACKTさんのような売り方が出来て「キャー、キャー」言われたらどんなに楽だっただろうか。

 

だからこそ、僕の心の中の独白は止めることができなかった。

 

「わは、仮想通貨が世間に誤解されてるのが悲しぐて、もっど良く知っでほしくでやってるだけなのに。何で、詐欺師呼ばわりされんといけんのよ。(俺は仮想通貨が世間に誤解されていることが悲しくて、もっとちゃんと知ってほしくてやってるだけなのに。何で、詐欺師呼ばわりされないといけないんだ。)」

 

「詐欺師と変わらないと言うけど、わがお前から金取ったか?!取ってないだろ。被害にあってもないぐせに、そんなこと言って!!(詐欺師と変わらないと言うけど、俺がお前からお金取ったか?取ってないだろ。被害にもあってないくせに、そんなこと言って)」

 

ぶつけることのできない気持ちが溢れ出ていた。

 

動画の良し悪は見る人の価値観で違う。しかし、これだけは確実に言えることがあった。ふく子をやってから、良くも悪くも反響が増えたのだ。

 

たとえそれが批判だったとしても、心を揺さぶったのは事実だった。好きと嫌いは紙一重、嫌いの反対は無関心とはよく言ったものである。

 

どうであれ、心が揺さぶられないものは0点だった。

 

そしてキャラクターは、やり抜いた先に定着するのだ。

 

ここで辞めたら、仮想通貨で独立したけど何やっていいか分からず迷走した痛い人になってしまう。だから、もう少しの我慢やと言い聞かせた。

 

何より僕自身が、仮想通貨の正しい知識を広めて普及拡大するというミッションを達成できていなかった。

 

これを達成したと言える客観的な指標は、うちのサイトを通して仮想通貨を始めてもらうこと。つまり、売上を立たせることだった。

 

独立してから自分が世間にどうみられているか、恥ずかしいという気持ちは、とっくの昔になくなっていた。

 

2ヶ月しかたってないけど、自分の中で精神的に確実に強くなっていた。

 

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こういうことが、平気でやれるくらいには強くなっていた。

 

「しんどい、辛い、逃げ出したい、投げ出したい、その先には必ず光が出るよ。」I社長も、僕の精神状態を見てかそんな文章をネットから拾ってきてURLを送ってくれていた。

 

みんなが、応援してもらっていた。あとは、僕が応える番だった。

 

続く

 

I社長の経営お悩み相談コーナー

経営でお悩みの社長様、このブログに出てくるI社長に経営相談してみませんか?

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その時の数々の経験から、現在はプロの経営コンサルタントとして活躍されています。I社長が、コンサルをした会社の経営再建成率は脅威の100%!!

 

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【報告】札幌中央 第753回経営者モーニングセミナー テーマ『 企業買収・合併の落とし穴〜年商40億の経営者からある日突然 無収入になった私の経験〜 』2016年11月9日水曜日 : モーニングセミナーの予定と報告  

 

 

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人生初の仮想通貨セミナーを行う

4月27日(金)僕の人生初めてのセミナーの日取りが決まった。

 

僕の中では、人生初めてのセミナーとなり自分の中ではリングに立つボクサーのデビュー戦のような心境だった。

 

参加費は無料。

 

僕は来て頂けるお客様のために、さっそくスライド作りに取り掛かった。パワーポイントを触るのは大学生以来。

 

自分が伝えたいと思うものがなかなかできなかった。何度もやり直すも、時間ばかりが過ぎていった。

 

「今、こんな感じでプレゼンの準備しているんですよ。」困った時は、いつもI社長に相談した。本当にのび太君だね~!!といじられる機会も以前より増えていた。

 

I社長は、プレゼンを本業としたことはないが伝えることに関してはプロだった。同じネタで4回講演してほしいと依頼が来るほどだった。

 

「いいかい?君のスライドなんて、皆見てないんだ。大事なことは、いかに君がお客様を世界観に引きずり込ませることができるかなんだ。」

 

「僕だったら、こういう掴みにするよ。本日は、お集まり頂いてありがとうございます。せっかく貴重なお時間を頂いた皆様と僕との間に、ミスマッチがあってはこの時間はすべて無駄だったということになってしまいます。そこで一つ我々の共通のゴールを設定しましょう。」

 

「おそらく本日皆様が聞きたいことはただ一つ、仮想通貨って上がるの?下がるの?これだけじゃないでしょうか。今日僕のお話を最後まで聞いて頂いた場合、この答えをお持ち帰り頂けることを必ずお約束いたします。」

 

「まぁ、こんな感じかな。これは自分のキャラ設定とかもあるから、このまま使うのはオススメしないけどね。」

 

「スライドなんて、絵を入れて自分が話すことを忘れないようにする方が大事なんだ。」

 

僕のスライド作りは、急ピッチに進み始めた。本番当日の昼間にも、事務所の方々にもおつきあい頂いてリハーサルを行った。

 

本当に、今までを通していろんな方に応援して頂けた。

 

そして、本番が始まった。当日は、16名の方に集まって頂けた。半分ほどは、僕のデビューを楽しみにして頂ける知り合いの方だった。練習通り行ったが、あまり周りを見る余裕はできなかった。

 

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起業してみると自分の想像した道とは、常に全く違う進み方だった。でも、過程はどうであれ!!着実に、決めた道を進んでいた。

 

続く

 

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会社のピエロ(広告塔)になる

当面のラーニングコストは自分が脚で営業することで、埋めることになった。ただ営業するにしても興味のない方にDMを送れば仮想通貨という商材なだけに迷惑がられる。

 

そうなると、可能な限り多くの方に見られてその中の一部の人が興味を持ってくれるやり方が長期的に集客できるのではないかと考えた。

 

よく言えば自分をブランディングをする、悪く言えば会社のピエロ(広告塔)になるということだった。

 

I社長から会社の業績を伸ばすために出された課題は1分間の仮想通貨のニュースの動画配信を毎日続けるということだった。

 

ポイントは、毎日必ず行うことで視聴者の潜在意識に刷り込まれるまで繰り返し行い自然とブランディングを完成させるというものだった。

 

 「毎日やったら、さすがにうざいと思われないですか?」僕は、この期に及んでまだ世間体を気にしていた。

 

「勿論、うざいだろうね。君のことをうざいと思う人はブロックすればいいだけだろうし、それその人が決めることだよ。それに突き抜けるまでやったら、うざいは熱心に変わるんだ。」

 

「四の五の言わず、皆が仮想通貨ニュースを見て寝るのが日課になるまで、まずは最低3か月毎日繰り返しなさい!!」I社長いわく経営を軌道に乗せるために、動画戦略は絶対に外せないポジションだった。

 

勿論、動画編集などしたことないし.....毎日やるとなるとできるだけ簡単にしないと。

 当初、本格的に撮影するために買ったビデオカメラは編集が煩わしいという理由でお蔵入りになった。

 

できるだけ手間のかからず毎日できることを突き詰めた結果、アイフォンを使って1000円の三脚を買ってきて行うことになった。

 

しかし、いざカメラを向けられると途端に表情がこわばった。撮られているということをどうしても意識してしまって、無駄に自分を良く見せたいという気持ちから全体的にぎこちないものが生まれてしまっていた。僕はピエロにすら、上手になれていなかった。

 

人生で初めて、ユーチューバーという職業を尊敬してしまった。

 

思えば昔から自己開示をすることが苦手だった。SNSも、人の投稿を見るのが好きな方だし、フェイスブックのいいねを気にする生活も縛られたようで好きになれなかった。

 

その癖、人に認められたい、すごいと思われたいという承認欲求ばかりは一人前。

 

結局、人には一切かっこ悪いところを見せず良いとこだけを見せて評価されたいというただの見栄っぱりだった。

 

 しかし、今回ばかりは状況が違った。恥ずかしいとか地元に帰ったら皆になんて言われるだろうとか考えている場合ではなかった。

 

「ピエロになるより、会社を潰す方が恥ずかしい。」僕の中でスイッチが入った。

 

 とりあえず、50点でも良いから出してしまって徐々に良いものに近づけていく、どうせ最初は誰も自分のことなんか見ていない。

 

そう思うと、急に気持ちが楽になった。途中何度か、自分に負けて動画をあげれない日もあった。その度に、I社長からは叱咤激励を頂いた。お互い、本気だった。

 

そんなこんなで一週間もすると、毎回見てくれる人ポツポツと現れ始めた。中には照明が暗いなど、専門的なアドバイスも頂いた。

 

意外だったのはフェイスブックで行ってたからか、2chのような辛辣なコメントは一つもこなかった。皆、不器用ながら続けている様子を温かく応援してくれていたのだ。

 

 一歩ずつだけど、着実に仮想通貨の事業を本気でやっている人というポジションを作り出せつつあった。

 

続く

 

弊社では、Bitforward onlineという仮想通貨の情報サイトを運営しています。

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