居候社長の起業奮闘日記~仮想通貨で起業してみた

これは、仮想通貨を世に広めたくて起業してしまった26歳社長が奮闘するノンフィクションの日記です。Bitforward online というサイトを運営しています

会社のピエロ(広告塔)になる

当面のラーニングコストは自分が脚で営業することで、埋めることになった。ただ営業するにしても興味のない方にDMを送れば仮想通貨という商材なだけに迷惑がられる。

 

そうなると、可能な限り多くの方に見られてその中の一部の人が興味を持ってくれるやり方が長期的に集客できるのではないかと考えた。

 

よく言えば自分をブランディングをする、悪く言えば会社のピエロ(広告塔)になるということだった。

 

I社長から会社の業績を伸ばすために出された課題は1分間の仮想通貨のニュースの動画配信を毎日続けるということだった。

 

ポイントは、毎日必ず行うことで視聴者の潜在意識に刷り込まれるまで繰り返し行い自然とブランディングを完成させるというものだった。

 

 「毎日やったら、さすがにうざいと思われないですか?」僕は、この期に及んでまだ世間体を気にしていた。

 

「勿論、うざいだろうね。君のことをうざいと思う人はブロックすればいいだけだろうし、それその人が決めることだよ。それに突き抜けるまでやったら、うざいは熱心に変わるんだ。」

 

「四の五の言わず、皆が仮想通貨ニュースを見て寝るのが日課になるまで、まずは最低3か月毎日繰り返しなさい!!」I社長いわく経営を軌道に乗せるために、動画戦略は絶対に外せないポジションだった。

 

勿論、動画編集などしたことないし.....毎日やるとなるとできるだけ簡単にしないと。

 当初、本格的に撮影するために買ったビデオカメラは編集が煩わしいという理由でお蔵入りになった。

 

できるだけ手間のかからず毎日できることを突き詰めた結果、アイフォンを使って1000円の三脚を買ってきて行うことになった。

 

しかし、いざカメラを向けられると途端に表情がこわばった。撮られているということをどうしても意識してしまって、無駄に自分を良く見せたいという気持ちから全体的にぎこちないものが生まれてしまっていた。僕はピエロにすら、上手になれていなかった。

 

人生で初めて、ユーチューバーという職業を尊敬してしまった。

 

思えば昔から自己開示をすることが苦手だった。SNSも、人の投稿を見るのが好きな方だし、フェイスブックのいいねを気にする生活も縛られたようで好きになれなかった。

 

その癖、人に認められたい、すごいと思われたいという承認欲求ばかりは一人前。

 

結局、人には一切かっこ悪いところを見せず良いとこだけを見せて評価されたいというただの見栄っぱりだった。

 

 しかし、今回ばかりは状況が違った。恥ずかしいとか地元に帰ったら皆になんて言われるだろうとか考えている場合ではなかった。

 

「ピエロになるより、会社を潰す方が恥ずかしい。」僕の中でスイッチが入った。

 

 とりあえず、50点でも良いから出してしまって徐々に良いものに近づけていく、どうせ最初は誰も自分のことなんか見ていない。

 

そう思うと、急に気持ちが楽になった。途中何度か、自分に負けて動画をあげれない日もあった。その度に、I社長からは叱咤激励を頂いた。お互い、本気だった。

 

そんなこんなで一週間もすると、毎回見てくれる人ポツポツと現れ始めた。中には照明が暗いなど、専門的なアドバイスも頂いた。

 

意外だったのはフェイスブックで行ってたからか、2chのような辛辣なコメントは一つもこなかった。皆、不器用ながら続けている様子を温かく応援してくれていたのだ。

 

 一歩ずつだけど、着実に仮想通貨の事業を本気でやっている人というポジションを作り出せつつあった。

 

続く

 

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